福島第一原発事故放射能汚染水の海洋放出に断固反対します。
放射能汚染水(ALPS処理水)海洋放出に反対します。
「ALPS処理水」という非常に分かりづらく、まるで処理済みのように表記されていますが、処理などされずに放出される放射性物質も多く含まれている、「原発事故による汚染水」です。
この放射能汚染水を海へ放出するということは
「命」や「生態への影響」「生業を脅かす」こと、「生きる」すべてに、「未来」に対して、無責任な行動です。
「海洋放出以外方法がない」と言っていますが
これまでに、福島第一原発敷地内に貯蔵するための大型タンク保管案や、モルタル固化地下保管案など、いくつかの可能性の提案もされてきたはずです。その議論もせず、一番「安価」で「安易」な方法と思われる「海洋放出」を、地元漁業者などの反対の声を受け止めず強行しようとしていることは、とても横暴で、このことを一度許してしまうと「当たり前のように」放射能汚染水を「海へ放出する」という仕組みが構築されるようになることを懸念します。
先日、韓国を訪れた時に、ソウル市内のあちこちで、この「海洋放出」に反対する横断幕や、抗議行動が起きていました。
当たり前の感覚だと思います。
隣国の、つながっている海に、放射能汚染水を放出するというのですから。
私たちは、特に春先の数日間、中国大陸から飛来するPM2.5に対し、怒り、ニュースなどでも大きく報じています。
ですが、自国の、この問題(放射能汚染水海洋放出)に対しては、報道も少なく、怒りの声も届けません。
近隣の国の暮らしや生業に対しても、無責任な態度はできません。
「福島第一原発事故放射能汚染水の海洋放出に断固反対します。」
一般社団法人NO to YES