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NO to YES!です

決心したこと(冬休みの保養について)

 こんばんは!お元気ですか?

急に、涼しいを通り越して、「寒い」になってきたような気がします。

それでもまだ日中は、ずいぶん暖かくなりますよね。


 夏休みの保養が終わって、1カ月半程経ちます。

もうずいぶん前のような感じがしますが、まだ1カ月半なのですね。

今年の夏休み保養は、コロナでしばらくの間、参加できなかった子たちが、また参加してくれたり

初参加の小学生が多かったり、ここ数年の保養とは、またずいぶん変化があったような気がします。

久しぶりに参加できた子たちは、自由に、楽しく過ごすことができたようでした。

主に、中学1年生の子たちと、日頃からラインなどで連絡をとっています。


 この夏参加した小学生、中学生が、最後まで私に言っていたのは、「冬休みもやってほしいー」でした。

毎回、曖昧にして「できればいいねぇ」なんて言って、フェリーターミナルで別れ、その後は特に連絡を取り合うこともなく、コロナ禍の数年間は、夏休みはなんとかできても、冬休みはちょっと、、、という感じで、冬休みの再開はしませんでした。

 今年の子どもたちとは、ラインでも、「冬休みやらないの?」など直接聞かれることがありました。

まず、もしも、冬休み保養を開催するとしたら、保護者の皆さんは、本当に子どもたちを参加させるのかどうか?のアンケートをとりました。

夏休みに参加した子どもたちの半分は、参加希望とのこと。

うーん、、、、半分かぁ、、、ちょっと少ないかな。

そして予算も、やはり夏休みの決算をみると、燃料費などが倍かかってしまう冬休みの再開は厳しいな。

そこで、理事である安齋パパや富田くんと話し合い、「今年の冬休み再開も見送ろう」ということになりました。



 アンケートに協力してくれ、冬休みもぜひ行かせたい!と言ってくれた保護者の皆さんには、申し訳ありません、とお伝えしたところ、「仕方ないです。とても残念だけど、また夏休みを楽しみにしています。」とお返事がありました。

 そして、子どもたちに伝えたところ、、、、

私たちの保養の資金集めなどのことも心配してくれ

「残念だけど仕方ないです。また夏休み行きます。」とか「行きたかったです。」などラインをくれました。

とても残念そうでした。

私に、負担になるようなことは言わないように。

でも、すごく行きたかった。行けることを期待していた。

という気持ちがすごく解りました。

とても落胆させてしまったと思いました。


 冬休み中止を伝えてから、二晩考えました。

本当に、できないのか?

方法は、他にないのか?

そこで、これまでの冬休みのように、年越し、1月5日頃までの日程を変更し、12月23日~30日までの1週間に変更して予算を立て直しました。

これなら、なんとかなるのでは?

 そして、一度「中止」を伝えた安齋パパや富田くんに、「やはり開催したい」ことを伝えたところ、やや呆れられたのですが、予算の見直し案をみせ、無理のない範囲でならできるのでは?と話し合い、二人とも「これならできるかもしれないね。」とOKしてくれました。


 保護者の皆さんにも、二転三転したことをお詫びし、開催することを再度お伝えしたところ、喜んでくださり、予定通り参加したいとのことでした。


 子どもたちは、といえば。

ものすごく喜びました。

そりゃそうですよね。

一度「中止」にされたのに、「やっぱりやろう!」になるなんて。

私たちの保養は、言ってしまえば、「子どもたちの楽園」のような場所です。

ここに来ると、子どもたちは、ほとんどが「楽しい」しかありません。

時々私に叱られることもあるけれども、概ね、「楽しい毎日」です。

初めて参加した子も、「帰りたくない」「また来たい」と言います。

私たちは、彼らに、そういう場をつくっているからです。


 小学校2年生の子どもも、中学生、高校生の子も、「また来たい」と思えるような場所にしたいと思っています。

福島第一原発事故や、放射能汚染水の海洋放出や、不安なニュースが、この子どもたちが暮らす、すぐそばにあるのです。

「科学的根拠」とかいう、何を指すのかよくわからない言葉が飛び交っていますが、放射能汚染は人体にも、環境にも、無害なものではありません。危険なものです。

特に、これから成長していく彼らに、どんな影響を及ぼすのか?わからないことだらけです。

保養に来ている子のお母さんが「本当のことはよくわからないけれども、でも、身近にあっていいものではない。」と言っていました。その通りだと思います。

そんな心配や、不安が、今も、ずっと続いているような場所で暮らしている彼らに

保護者の方から「保養に行ってきなさい」と言われ、家族や、家から離れ、北海道なんてところに突然やってきて、最初は泣きながら家族に電話している子も、だんだん電話も減り、「楽しい!」と言ってくれるようになります。小学校1年生から参加していた子は、今では社会人になっていたり。小学校2年生から参加していた子は、高校生になり、ボランティアとして参加してくれたり。

毎年のように保養を楽しみにやってきて、更に元気になって帰っていきます。

私たちは、そのために保養を続けているし、子どもたちが「何度も来たくなる場所」であるようにしたいと思っています。

「保養なんて楽しくなかった。もう行きたくない」では、どうしようもないからです。

そしていつでも、何かあれば「力になってほしい」と言ってもらえる私たちになりたいです。

何もなくても、大人になっても「また行きたいな」と思えるような場所でありたい。


皆さんならどうですか?

もしも、子どもたちの成長や日常に、心配や不安なものが近くにあり、夏休みや冬休み、子どもたちと少し離れることになるけれども、子どもが安全で楽しく過ごせる場所があったとしたら、そこに行かせたいと思いませんか?


子どもたちは、きっと、とにかく「楽しいから行きたい!」と思っているのですが。

それでいいんです☺️



長々と書きましたが。



「2023年冬休み保養を再開します!」


そこでぜひ。

皆さんにお願いしたいことです。


今年の「りんご」の注文をたくさん!お願いします。

保養の資金が、できるだけ多く集まると助かります。



りんごの注文はこちらからです!

このりんごを購入すると、保養への資金になります🍎


りんごを美味しく食べて、保養を応援!

よろしくお願いします。







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