若者たちとの暮らし。
おはようございます!ここはすっかり雪景色です。
これからどんどん降って、積もってくれればいいなぁ、、、と思います。とりあえず冬の保養までは。
福島の子どもたち、雪の中で遊ぶのが大好きなので☺️
さて、話題の!(?)
太子くん作のヒンメリです!
影まですてきです。
あっというまに、こんな大作も作っていました。
普段から、事務所の隣の机で、なにやら細かいことをしている太子くん。いろんなものを器用に作るし。
雑誌でヒンメリの作り方をみた時に、これ太子が得意だろうなぁと思いました。(勝手に)
もしかすると、りんちゃんとも何か作れるかも、、、軽い気持ちで「これ作ってみて!」と材料を押し付けたら、もう、私もりんちゃんも手伝えないような高度テクニックの作品を作っていました。
りんちゃんには、材料を切ってもらう仕事なんかを頼んでいましたが、4・7mmとか、かなり厳密に切らないと少しずつズレが生じるとかで、りんちゃんも大雑把ではないのだけど、やっぱり集中力が続かなかったりして。
大雑把な私には一度も声はかからないし😞
時間をみつけては、一人で作っています。
そして昨日、モモタに頼んでいた、応援カレンダー&ポストカードのハガキの追加が届きました!とのこと。
すると、、、、
「これシークレットの1枚です!」と渡された今年の新しいクリスマスポストカード✨
ほんとにシークレットだった。
めっちゃ!すてき!
「山の家を斜めから描くのがむずかしかった」と話していました。
星灯りに照らされた山の家と、もしかするとこの子は里子3歳児かも、と、じーっとみながら思いました。
モモタの、いろんな思いを感じるし、寒いのに温かく感じるし。
娘の由羽は、もうすぐテストで、勉強大忙し!のはずですが、最近編み物が楽しいらしく、「勉強しなきゃなんだけどさ!バイトも忙しいし、帰ったら編み物したくなっちゃうし、ワンピースまた連載はじまったし、勉強どころじゃなくて困っちゃうよ!」とのこと笑
先日、手にやけどをしてしまったという友達に、手を守るために編んだの!と写真を送ってくれました。
この手袋ではない、アームウォーマーというものは、はめやすくて、指先が自由で、家の中で手のひらや手首が冷たいときも重宝します。
友達もきっと嬉しかっただろうなぁ。
それから心平は、最近、念願のミシンを手にいれました。
自分の部屋に、ミシンを置いて、これからトートバッグを作るそうです。
学校の授業で作ったトートバッグが、うまくできて、母や姉にプレゼントしたらとても喜ばれて、すごく嬉しかったようです。ミシンがあったら、他にもいろいろ作れるかも!と言っていました。
なんだか、それぞれ「すごい!」ですよね✨
きっと彼らは、こういうことを「楽しんでいる」のだと思います。
割と、うまくできると「特技」とか「仕事」とか「売れる」につなげて考えがちだけど、そんなふうには考えていないようです。
誰かが喜んでくれるなら嬉しいなと思ってはいるようだけど。
もちろん対価としてお金がもらえたら、それは有難いことだと思うし、モモタなんて特に、プロか?と思うイラストを描いていて、彼に何かをお願いする時はタダで描いてもらってはいません。
自分の子どもたちも含め、思うのは、そういう「楽しむこと」ができる環境をつくることも大切なんだなと感じます。
たぶんきっと、仕事や勉強、生活に終われていたら、こういうものは作ることができないし、楽しむことも、人が喜ぶことも考えられないだろう、と。
太子は、今年27歳になりました。周囲から「仕事は?」「結婚とかしたくないの?」と声を掛けられることも少なくありません。
でもどうやら、そういうことを「したい」と思ってはいないようです。今のここでの暮らしや、NO to YESの仕事を手伝えたらいいなと話しています。
どうやらそれは本当にそうらしいです。
だけどじゃあ、「そうですか、ではずっとそうしてください!」と言って、一人の大人の生活を支えるのはそう簡単ではないです笑
生活にはお金がかかるのだから。
私もパパも、彼らが何か作品を産みだすのと同じように、毎日毎日、彼らの食事づくりをしていたり、仕事をつくったり、自分の給料からここでの暮らしのために投資をしているようなかんじです。
きっともっと小さい家で家族だけで暮らして、、、を選んでいたら、もっともっとお金も貯まったかもしれないし、旅行へ行ったり、楽な生活なのかも笑
でも私もパパも、「ここで暮らす若者たち、保養でくる子どもたちが希望をもてる場所」を創ることが夢のひとつなのかもしれない、と最近話しました。
障がいをもつりんちゃんが毎日「絶好調ですか?ぼくは絶好調です!」と言って元気いっぱいなこと。
私の二人の子どもたちが、いろんな若者たちにも出会い、笑い合い、信頼できる家族のそばで「したいこと」をのびのびと話せること。楽しんでいること。
いろんな悩みを抱えていたモモタが早朝からアルバイトをして、絵を描いたり、里子の3歳児に信頼されて甘えられるくらい優しく、楽しく接してくれていること。保養も楽しみにしてくれること。
18歳の時に出会い、それから27歳の現在まで、私たちと家族同様に、いいときもそうでないときも全部含めて、ここでの暮らしを大切だと言っている太子。
私やパパにできることは多くはないけど、私たちを慕ってくれている若者たちが、のびのびと楽しみながら素敵なことや、素敵なものを作る環境や場所を創ることって、きっととても大事なことだった、、、と
彼らの素敵な作品をみながら、彼らの笑顔をみながら思います。
で、最後にりんちゃん。
「パパの仕事してる時の顔」だそうです🙄
こんな顔するか??
そもそも、「何かをつくりだせる」こととか「生産性」なんてことで、人の価値を考えること自体がまったくのアホなので、「これができる!」ことだけをちやほやするのはあまり好きではないです(私が)
もちろん「すごい!」のはすごいんだけど。そこで優劣みたいなものが生じてくることが好きではないのです。
「生きてる」っていう、それだけでまず自分も人も「すごい!」だし、障がいのあるりんちゃんが、こうして、雪のない郡山から北海道に来てくれて、個性的なメンバーと笑いながら暮らしていること。(りんちゃんもそうとう個性的なメンバーだけど)
きみがここに来てくれてよかったよ!
福島の子どもたちの保養を大きく支えてくれている東京の鈴木さんが経営する
レンタルスペースパズル浅草橋
会議、イベントやレンタルオフィスなどの利用、カフェもあり気軽に立ち寄れる素敵な場所です!
レンタルスペース&カフェ パズル浅草橋
〒111-0053 東京都台東区浅草橋5丁目2−3 鈴和ビル2F
03-5839-2168
関連記事
すべて表示たくさんの方たちに心配してもらっています。 本当にありがとうございます! 実父との面会へ行き、実父が約束の時間に里子3歳児をかえさず、翌日児相と警察が連れ戻しに行ったけど断固として渡さず、、、、あれから2週間がもうすぐ経ちます。...